夜のセッション

 夜のセッションは西欧とユーラシア(旧ソビエト)にまず焦点が当てられる。アルファの活動をしているN. Gumble氏によって、福音のすばらしさが語られた後、ユーラシアの福音派の教会の二人の指導者が話す。1989年、マニラでの集会の時には、まだすべてがソビエト連邦であった。そのあと、ソ連の崩壊に伴い、自由が与えられたのとともに、迫害のある地域も生まれた。かつて、シベリアは流刑の地であったが、いまは宣教地である(おなじテーブルの方から聞いたことは、モスクワも宣教地、もともとの住民は14パーセントに過ぎない)。とはいえ、ロシアはまだソ連の傷からの回復の途上にある。現在抱えている問題からの新しいチャレンジもある。しかし、新しい世代が誕生し、新しい、若いリーダーが生まれてきている。その事に希望を持ちつつ進んでいる。
 そのあと、讃美と祈りの時。自分、家族、自国の教会、自国、地域、世界の罪をそれぞれが覚え、テーブルで祈り、ひざまずき、悔い改め、ゆるしをいただき、讃美しつつ、前に進む。
 今晩の集会は、これまでとはことなり、小編成のオーケストラによる讃美。編曲、ちょっと派手すぎ。