オフの一日

 会議を終えて、オフの一日。
 銀行でドルをランドに変えようとするために出かけると、日本からの先生がたと出会う。お見送りをしたあと、St. George Cathedral(10/17に礼拝に出席した、聖公会の教会)の下にあるコーヒーショップへ。日本人の先生がたと少し歓談したあと、すぐ隣にある奴隷博物館(iziko museum of cape town: iziko slave lodge)へ。南アフリカへ他のアフリカ地域、インド、インドネシアなどから連れてこられた奴隷について展示してある博物館。この場所は、かつて、連れてこられた奴隷たちがまず置いておかれた場所らしい。そこで、William WilberforceとThomas Buxton(B.F. Buxtonの祖父)が奴隷解放について話しあったテーブルのレプリカが置いてある。なんと、イギリスの奴隷解放について一部屋を割いていた。こんなところでBuxtonと会うとは、と驚く次第。
 その後、St. George Cathedralの地下で昼食を取り、午後1時15分からの聖餐礼拝に日本人7人で出席。司祭は世界宣教会議のために祈ってくれていた。
 その後、日本で宣教師として働き、現在は南アフリカで観光ガイドをしているシュゼットさんが来訪。どこで宣教師をしていたのか、と聞くと、大分の日本地方伝道団で働いていたとのこと。ここでも日本イエス・キリスト教団と関係のある人と出会う。テーブルマウンテンに行く予定であったが、風が強く、ロープウエイは動いていない。そこで、シュゼットさんと4名は植物園(わたしが10/15に行った)へ、わたしと他の二人で、町を歩く。テーブルマウンテンがよく見える場所へ。
 

 
その後、ユダヤ博物館、ホロコーストセンターを見、夕食を食べて、部屋に戻る。日本の教会のこと、ローザンヌ運動のことなど、いろいろと話をした。
 今頃になって気がつくのが遅いのだろうが、実は、日本伝道隊の流れと南アフリカとは深いつながりがあるようだ。